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第11回宇宙エレベーターロボット競技会

~ 2024年度大会スケジュール&ルールが決定! ~

Truth Academyが運営協力をしている、第11回宇宙エレベーターロボット競技会の競技日程が決まりました。予選となるオープン大会は、10/6(日)関東オープンA(中央大学付属中・高)、10/20(日)関東オープンB(日大理工学部船橋キャンパス)の他、東北、関西、九州でも行われます。全国大会は11/23(土祝)神奈川大学みなとみらいキャンパスで。
https://space-elevator.tokyo/archives/competition/2572

昨年ルールからの大きな変更点としては、以下が挙げられます。

(1) リージョナル部門(全国大会選抜なし)もグローバル部門(全国大会選抜あり)も、ピンポン玉1個を運搬すると30ポイント(pt)、落下すると30ptの減点と得点と失点が同じになったこと。(リージョナルは100個、グローバルは50個のピンポン玉をアースポート(地上)から宇宙ステーションに運びます。
グローバル部門の、宇宙ステーションから地上へのピンポン玉の運搬ミッションがなくなりました)。
(2) 直径10cmのチャレンジボールの運搬は1個300ptの得点、落下すると30ptの減点。両部門とも3個を運びます。
(3) 宇宙ステーションが設置される高さが、オープンで4m→2.5m、全国大会で6m→4.5mと低くなりました。
(4) 競技終了時にアースポートに戻ることがミッションとして加わりましたが、これまでアースポートに戻っていないと得点が1/3にされるという罰則規定がなくなり、ミッションコンプリート(全ミッションの達成)が認められないという規定になりました。
(5) 最大の変更は、グローバル部門の宇宙ステーションが変更となったことです。これまでは2段式のステーションだったものが、1段式で同心円状の内側と外側の部屋に内壁で分けられました。小学生部門は内壁の高さが3cm、中高生部門は10cm。小学生部門は内側と外側との得点差はありませんが、中高生部門は内側の部屋に入れると、ピンポン玉1個40pt、チャレンジボール1個400ptと高得点になります。これは学校の部活などで先輩のロボットを使いまわせば高順位が狙えるという傾向にくさびを打つことになりそうです。

トゥルースでは、小4生以上のジュニアエンジニア(JEⅠ・Ⅱ)、ジュニアインベンター(JI)、ロボット・サイエンスクラス生を対象に、参加者を募集し、チーム編成します(対策活動は9月を予定)。夏休みサイエンス講座では、同競技を体験できる講座もご用意。奮ってご参加ください!
宇宙エレ2023全国大会「SKR」競技中
宇宙エレ全国大会「SKR」のマシン
新宇宙ステーション