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NESTロボコン2023、いよいよ始動!

~ オンサイトでスーパーチーム方式が復活! ~

8/27(日)、東京都立産業技術高等専門学校品川キャンパスにて、NPO法人科学技術教育ネットワーク主催「NESTロボコン2023」を開催します。前身のRISEサマーチャレンジから数えると24回目の開催。4年ぶりに観客を迎えての開催となります。競技は、従来の初心者向けの「Kokohore!WanWan」(ここほれ!ワンワン)、ロボカップジュニアに準じた「サッカー」と「レスキューライン」に加え、新たに「レスキューメイズ」を追加します。ICTを活用した教育実践事例の全国コンテスト「ICT夢コンテスト」CEC奨励賞を受賞した「NESTロボコン」の最大の特徴は、複数のロボットが協力して行う「スーパーチーム方式」にあります。これは、ロボカップジュニア世界大会で行われている方式です。Kokohore!WanWan以外の競技は、コロナ禍では運営が難かったのですが、今回の大会からスーパーチーム方式を復活させます。
2019WanWan
Kokohore!WanWanのミッションは、野原エリアにある財宝のありか(黒・銀のシール、銀の立体的なオブジェ)をできるだけ多く発見することと、洞窟エリアにある宝玉を持ち出すこと。これを2台の犬型ロボットが協力して行います。
WanWan競技2022NESTロボコン
WanWanベストパフォーマンス賞NESTロボコン2022
サッカーは、通常のフィールドの約4倍の広さのビッグフィールドを使用し、1チーム5台ずつ(通常の競技では2台vs2台)で対戦します。通常の競技以上に、どこまで遠くのボール(赤外線パルスボール)を発見できるか?どれだけ速くボールにアクセスできるか?が決め手になりそうです。
サッカーNL競技2022NESTロボコン
サッカーRCAP2017ビッグフィールド
サッカー世界大会2019ビッグフィールド
レスキューライン(様々な障害を乗り越えながらラインをたどって被災者のいる部屋にたどり着いて被災者を救済する競技)では、新たな形式でのスーパーチーム方式。ロボカップジュニア2024年国際ルールも取り入れています。初心者のロボット1は孤立した被災者を避難ゾーンに運び、上級者のロボット2は避難ゾーンにいる生きている被災者(銀ボール)を緑色の避難場所に、死んでいる被災者(黒ボール)を赤色の避難場所に運びます。ロボット2はさらに経路に置かれているレスキューキットを回収し、生きている被災者に届けなければなりません。初心者と上級者とがチームを組むことによって、大きな学びが生まれることを期待します。
レスキューメイズ-ロボカップジュニア名古屋ジャパンオープン
2019レスキューライン-1
2019レスキューライン-2