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ロボカップジュニア関東ブロック

~新たな時代を築く体制へと生まれ変わります!~

ロボカップジュニア関東ブロック運営委員会は、2004年当アカデミー代表の中島(現在、一般社団法人ロボカップジュニア・ジャパン理事)が初代委員長として発足しました。これは、それまで組織化されていないロボカップジュニアの運営では参加する子供たちが傷つく場面もあり、「公平・公正であり教育的な観点を重視した運営」を目指して立ち上げた組織でした。その後、都立産技高専教授の黒木啓之氏(NEST理事)、筑波学院大学教授の山島一浩氏、群馬の新井和勝氏を経て、2012年から都立産技高専教授の富永一利氏(NEST理事)が10年間務めてくださいました。その間、全国最大規模の関東ブロックからジャパンオープンに選抜されのは至難の業だったということもあったのでしょうか?群馬・埼玉、そして昨年は茨城がそれぞれのブロックとして独立し、現在は東京・神奈川・千葉が所属していますが、それでも全国最大規模であることは変わりません。また、運営メンバーもほとんど変わらず運営してまいりました。完全なボランティアであり、大きな大会運営の責任が重いので、なかなか新たなメンバーが加わることが難しかったのかもしれません。

しかし、このような状況下の中、若きロボカップジュニアOBの宮下充氏(ロボカップ・サッカーで2014年ブラジル大会に出場、産技高専ロボカップ部元部長、Truth講師OB)が社会人で本業も忙しい中、次期委員長に手を挙げて下さり、9/17の関東ブロック総会で委員長に選出されました。宮下氏は「競技参加者の視点を大切にしたい」という考えから、いくつかのワーキンググループを設け、従来の運営メンバーに加えてロボカップジュニアOB(その多くはTruth講師OB)を配置。公式サイト(https://rcjj-kanto.org/)もリニューアルし、スタッフ間の連絡方法や運営資料の蓄積にクラウドのツールを有効活用する方向で、新たな関東ブロックの体制づくりに熱心かつ強力に取り組んでくれています。

若き血が関東ブロックに新たな旋風を巻き起こし、小学生~高校生までの競技参加者が、参加して本当に良かったとさらに思えるような大会が実現されることを期待すると同時に、全面的にバックアップしていきたいと思っています。