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RoboRAVE2024

~ RoboRAVE東京大会と加賀ロボレーブ国際大会 ~

9/23(月休)国立オリンピック記念青少年総合センター(代々木)にて、NPO法人科学技術教育ネットワーク(NEST)主催「RoboRAVE東京大会2024」を開催しました。今年は、板で作られた迷路を走破する「a-MAZE-ing(アメージング)」、ロボット2台が土俵上で対決する「SumoBot(スモーボット)」、ラインをだどりながら進み、箱にピンポン玉を入れる「LineFollowing(ラインフォローイング)」に加え、傾斜角80度の坂を上って頂上に描かれた同心円に旗を立てるという、新たに始めた「AlpineBot(アルペンボット)」の4つの競技を行い、14チーム名23名が参加しました。参加者の中には、同会場で9/21(土)から行われていた「ロボットの鉄人」合宿に参加し、ロボット製作とプログラミング制御の基本から学んだり、いろいろな競技の基本を学び、自分が興味のある競技に取り組んだりした子供たちもいました。

 a-MAZE-ingでは、SPIKEプライムはEV3に比べ小型なので、板の幅に余裕があるため、ある程度のスピードで無難にクリアできていたようです。SumoBotは、重量の大きい方が有利であることが明確でした。中学生部門では2チームが、小学生部門では3チームが同点で1位。中学生部門は時間が残っていたため、その2チームの直接対決を行って雌雄を決し、会場は大変盛り上がりました。LineFollowingでは、ピンポン玉をたくさん載せて細い黒線を辿って進まなければならないので、黒線を読むカラーセンサーが誤判断しないよう、安定した機体を作ることの大切さが分かったようです。AlpineBotには3チームが挑戦。1チームはラックギア(板状のギア)を1m以上つなげた板をロボットの体内に取り付け、板を伝って坂を上がるという仕組みを使いました。他チームは、フックを坂の上の部分にひっかけ、ヒモを巻き取って坂を上がるという方法を採りました。新たなことにチャレンジすることの楽しさを感じました。

 来る11/15(金)~17(日)に「加賀ロボレーブ国際大会2024」が開催されます。これまで、加賀市スポーツセンターで行われていたのですが、今年はなんと、山代温泉にある「みやびの宿 加賀百万石」というホテルで行われるとのこと!どのように行われるのか想像もできません。石川県加賀市の宮元陸市長の鶴の一声で始まった事業ですので、加賀市市役所一丸となって運営しています。ホテルと会場との間の送迎まで行ってくださっており、手厚い歓迎を毎年受けていて感謝しております。毎年会場に足を運び、「1・2・3・WOW!」という掛け声で大会中子供たちを励ましていたRoboRAVEの創始者で、RoboRAVE International代表のRuss Fisher Ives(ロスフィッシャーアイビス)氏が昨年の大会直前に亡くなったので寂しい感じがしましたが、今年は会場も変わり悲しみを乗り越えた大会になるのではないかと思います。

 NESTからは2チーム、その内Truthからは1チームが国際大会に参加します。Truthチームの2人は練馬校と飯田橋校にそれぞれ所属していますが、10/6の宇宙エレベーターロボット競技会関東Aオープンにも参加して納得のいく結果を出しましたので、自信とプライドを持って国際大会に挑んでもらいたいと思います。応援よろしくお願いいたします。
RoboRAVE-Sumobot vs Robocup-サッカーロボット、異競技交流(鉄人24)
Sumobot(RoboRAVE東京24)
アメージング(RoboRAVE東京24)
アルペンボット(RoboRAVE東京24)
サッカー競技を見学するRoboRAVE参加者(鉄人24)
レスキューライン競技を見学するRoboRAVE参加者(鉄人24)